『国立マルシェ』の方に来ていただき、９月中旬からイタリア野菜の”ルッコラ”を育てていました。

土日の休み明けに早速発芽していました。

「ハートの葉っぱだよ。」「私の芽、１８こも出てたよ。」

大きくなるまで、スプレーで水をあげます。

「あれ？違う葉っぱが生えてきたよ。」

と双葉から本葉に変化していく様子にも気が付き子どもの姿も見られました。

だいぶ生長したところで、”間引き”をします。

「ずっとスプレーでお水をあげていていいのかな？」「私の葉っぱ倒れてるけど、大丈夫かな？」

育てていく中で、疑問に思ったことが生まれてくる子どもたち。

『国立マルシェ』の方に連絡して教えてもらいながら、さらに育てていきました。

そろそろ収穫できそうな大きさに育ってきました。でも、葉っぱの大きさがそれぞれです。

なぜ同じ時期に植えたのに大きさが違うのか、子どもたちと話し合いました。

「水の量で大きさが変わるんじゃないかな？」

「たくさんあげると大きくなって、少ないと小さい。」

「陽当たりも大事じゃないのかな？」

「低いところに置くと陽が当たらないけど、高いところはよく当たると思う。プランター置き場が階段になっていて、当たるところが違ったのかも。」

また、お店で買うルッコラと自分たちのるっころの大きさが異なることに疑問を持つ子もいました。

「農家の人が育てているから大きくなるんじゃない？」

「農家の人がもっと大きく育てて、それから食べてるんじゃない？」

収穫できる大きさになったので、それぞれお家に持って帰っていただきました。

「どれくらいまで大きくなるかまだ育てているよ。」

「パスタにして食べたよ。」

などと、写真をもってきて家庭に持ち帰った後も楽しみが続いています。

今回の”ルッコラ”の栽培を通して、新しい野菜との出会いや、野菜を育てていくことの面白さや難しさなどを農家の方に教えてもらいながら感じました。

また、”イタリア”に興味をもつ姿も見られているので、今後の学びに繋げていきたいです。